【地政学】バランス・オブ・パワー(勢力均衡)

地政学

1.【概要】バランス・オブ・パワー(勢力均衡)

まずは、ペンタが得意な1枚アウトプット。

2. バランス・オブ・パワー① 近世(1815年頃~)

近世(1815年頃~)における「バランス・オブ・パワー」とは、

1つの国(もしくは、1つの国家群)が
優位的な地位を占めることを阻止すること

つまり、各国が均衡化した力を持つことで
国際平和を維持しようとする思想、原理のことを言います。

★分かりやすく言うと★
 ある強国が隣国を侵略しようとする
 → 他国が同盟を組んで、その強国を抑え込もうと動くこと

☆代表例☆
 ウィーン体制

 ・ヨーロッパ各国の代表が集まったウィーン会議にて
  締結された「ウィーン議定書」に基づく国際秩序

 ・基本原則①「勢力均衡」
  各国間の軍事力を均等にすることで、大きな脅威が生まれないように抑圧する社会システム
 ・基本原則②「正統主義」
  ヨーロッパをフランス革命・ナポレオン戦争前の絶対王政に戻そうという思想

3. 第一次~第二次世界大戦

第一次世界大戦では、
ドイツが「外交政策」から「拡大政策」へ
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イギリス、フランス、アメリカ などの国が対抗するための同盟を結び勢力均衡化
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戦争勃発!
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第一次大戦後、自由民主主義的な秩序を作り出すことで覇権争いを抑えよう
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「国際連盟」発足
 ※今日の国際連合の前身
 ※「安全保障」モデルの誕生

4. バランス・オブ・パワー② 第二次世界大戦以降~現代

現代における「バランス・オブ・パワー」とは、

覇権国(最強の国家)= バランサー が他の国々をコントロールして、
現状を覆そうとする気を起こさせないように仕向ける戦略のこと

☆具体的方法☆
 <その1>
  ・覇権国にとって代わろうとする国(第二位の国)を
   第三位の国と同盟して潰す(もしくは対立する)
  ・第二位と第三位が入れ替われば、また同じことをする
  ・第二位と第三位が連合しないための手を打つ
    → 分割統治(古代ローマの統治術)の応用

 <その2>
  ・覇権国が工作して、他の国同士の仲を悪くさせるというもの
    → 分割統治の応用

★代表例★
  アメリカ合衆国
  ・米ソ冷戦(1946年~1991年ソ連崩壊)
   【第1位 アメリカ + 第3位 日本】vs【第2位 ソ連】
  ・米中冷戦(現在)
   【第1位 アメリカ + 第3位 日本】vs【第2位 中国】
   ※最近は、第3位がドイツに入れ替わることも
   ※ドイツは、日本ほどアメリカと親密度なし
    今後のパワーバランスへの影響は??
  ・日中関係悪化(現在)
   日中関係の不仲をあえて作り上げる

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